みなさんこんにちは!ももおです。
今日も小学校教諭体験記いってみよう!
前回の記事では、学年が始まる前の先生の仕事について簡単に
説明させていただきました!しかもあれは氷山の一角。
やるべきことはまだまだあるのです。
先生ってこんなにいろんなことしてるんだ。
あの先生あまり好きじゃないけど、頑張っているんだな。
とか思ってもらえれると嬉しいです。
さて、そういえば前回の記事は、次回予告がありましたね。
そう、『学年主任マダムから衝撃の告白』
今日はこれについてお話します!
担任の先生には、「学年だよりの作成」という大事なお仕事があります。
月の行事予定や学習予定、教材費のお知らせなどをするものですね。
学年だよりの4月号を作る打ち合わせをしたときに、
マダムから衝撃の告白が飛び出しました。
「あのね、学年だよりってのを毎月パソコンで作って出すのね。
それでね、申し訳ないんだけど、
私パソコンが全くできないから…
作り方を他の先生に教えてもらってぇ、
1年間全部作ってね♡」
新人の私は、もちろん
『YES!!・・・フォーリンラブ!!涙』
かくして、私の地獄の1年目がスタートしたのでありました。
以下、表には出さなかった私の心の中の言葉を記して今回は終わります!
ただの愚痴になります。読むと嫌な気持ちになるかもしれません。
でもこれが若手の本音です。
パソコンが全くできない?ウソつけい!
自分が小学生の時からパソコンルームありますけど!
つい最近湧いて出てきた道具じゃないですよね?
ここ10年以上あなたはパソコンを使わずに仕事をしてこられたのですか?
この先もパソコン使いますよね?
適材適所?支え合い?そんな言葉もありますが、
パソコンに関しては全員使えるべきですよね。
「できないから任せる」ではなく、「できないから教えてほしい」
っていうスタンスでいれば、パソコンが導入されてからの年月で
余裕で使えるようになっているはずです。
学年だよりだけじゃないよねぇ?
よくよく考えたらパソコン使えないってことは、
他にもできないことあるよね?
ほら、やっぱり。
次から次へと『パソコン使えないから、お願いね♡』
まぁ、Excelは難しいし、会計とかはまだ仕方ないけどさ。
なんでマダムの指導案も
俺が作らなきゃならないんだよ!!
教員は授業研究のために授業者の先生を決めて、
授業者となる先生が「こんな授業はどうですか?」と授業の提案を行い、
みんなで「ここが効果的だ。」「ここはこうした方がいい。」などと
話し合う研究を行うんです。
で、指導案はその授業の流れを文字におこしたものです。
さらに、今回の研究は校内だけのものではなく、
今まで校内研究をした成果を同じ地域の先生に
「こんな授業どうですか?いいでしょ?」と提案をするものでした。
教員のみなさん、そうです。研究発表です。
その指導案を1年目の私が打つ。
まぁ、タイピングだけなら誰がやってもいいんですが、
『指導計画考えて打ってきて♡』
新人が考えた指導計画を自分では全く直さずに、
研究発表の資料にとじるのでした。
いや、ダメだろ!!
おまけ① せめて学級経営の仕方を教えてくれ!
※もうパソコンのこと関係ない愚痴です。
まぁ新人なので事務作業を担当するのは当たり前のこと。
上司は経験とアイディアで学年を引っ張ってくれます。
そう信じて食らいつきましたが、
なんと・・・
なんと・・
マダムの学級は、普通に学級崩壊をしました。
私は若い男性だったので、マダムのクラスでヤンチャしてた子たちが
赤裸々に想いを話してくれました。
「説明が意味わからないのに、間違えると俺たちのせいにされる。」
「もううんざりだから、わざと反抗してる。」
『わしゃあ、なんて声をかけてあげりゃあ、ええんじゃああああ』
正直めっちゃ共感できましたが、
「だよな!先生もその気持ち、よくわかるぞ!!お互い頑張ろうぜ!」
というわけにもいかず、困ったことを今でも覚えています。ははは
おまけ② とりあえず帰らせてくれ!
そんなマダムのいけずなところは、まだまだあるんですが、
一番ツラかったことが、
『全然帰らない。』
パソコンも使わず何をしているのか分かりませんが、
毎日22時、23時まで働いてる。
なぜだ!?
新人の私は主任より先に帰りづらいこと、この上なし。
でも勇気を出して言うんです。
「何かまだ打ち合わせすることとか…ありますか?」
マダム「ないよ!気にしないで帰りな♪」
なんてことには絶対にならず、
「え~、もう帰るの~?やること終わったの~?
いいなぁ仕事早くて。私は全然帰れないよ~。」
もういや!涙涙
夕方、他のマダム先生とお菓子食べながら
ぺちゃくちゃしゃべってるじゃん?
2時間くらい
しかも毎日
だから仕事終わらないんだよ~~~~~
管理職からの一言でノックアウト
そんな苦悩の日々を送っていると、副校長から呼び出されました。
そこで、とどめの一言。
「かわいそうだけど、あんたはこの1年間主任から何も教えてもらえない。
学びたいものは、自分で学ぶんだよ。無駄にするなよ。」
副校長、それ言っちゃダメだろ~~~~~~!!
と、いうわけで!ももおの何年も前の愚痴に
お付き合いいただきありがとうございました!
新米教師のみなさん、これは例外であって、
尊敬できる先輩教師の方が多いから安心してね!!☆
あと、どんなに理解できなくても、自分よりも圧倒的に長い年月
教員をしている先輩なのだから、敬わなくてはならないよ!
上司の特性を理解して、取扱説明書を作成していくのも
部下の大切な仕事かもしれないね。
次回、「ももお、パワハラを知る。」
お楽しみに!