みなさん、こんにちは!元小学校教諭「ももお」です!
小学校教諭体験記②、いってみよう!
学年主任との顔合わせ&あいさつもすませ、いよいよ業務にあたります。
4月1日から始業式までの間にすること、山盛りてんこ盛りありました。
ざーっと覚えているものだけでも…
- 各分掌の予算案作成 ※注1
- 各分掌の役割分担
- 学級名簿作成
- 学年だより作成
- ロッカー下駄箱などの名前(出席番号)シール貼り
- ドリルやテストの選定&注文 ※注2
- 教室掲示作成 ※注3
- 机イス移動 ※注4
- 教室整備
- 週案作成(1週間ごとの授業計画)
- 職員会議
こんなにたくさん・・・。
「先生って授業以外にもこんなにやることあんのかよ!!」
新人の私は、心の中で叫びました。
さて、今日は先ほどの注1~4について簡単に説明しますね!
注1・・・分掌
分掌(ぶんしょう)とは、学校運営に対する自分の役割です。
例えば、1年目のももおは「生活指導」と「体育」という分掌でした。
その分掌での役割分担を行う、つまり「体育」であれば、
体力テスト、水泳指導、マラソン大会の担当を分担し、
それぞれの担当が実施案を作成して、職員会議で提案するという流れになります。
注2・・・ドリルやテストの選定
小学生が使うドリルやテストは、たくさんある中から担任の先生が選んでいます。
選定基準は、人それぞれですが、
・やる気が出そうなデザインかな?
・この学年は学力が低いから選択問題が多いテストにしよう!
・解答を保護者に管理してもらえるように問題と答えが分かれているドリルにしよう!
こんなものが多いですね。
私が働いていた自治体では、教材の選定理由を教育委員会に提出していました。
適当に選んでいるわけではないということですね。
あと、1つの教材屋さんに偏らないように注文しなければならないという決まりもありましたね。
注3・・・教室掲示
教室掲示は、一番嫌な仕事でした。
自分の学級の実態に合わせて掃除当番や給食当番をどのような仕組みにするかを考え、
自分がどこの掃除当番なのか、給食当番では何の担当なのかを
子どもたちが一目で分かる表を作成しなければなりません。
さらに、1年中同じ場所を掃除させるのもかわいそうなので、
週ごとに変えられる表を作成するのです。
その結果みなさんが一度は目にしたことがあるであろう、
あのぐるぐる回る当番表が生まれるわけです。
私は使っていませんでしたが。
とにかく何にせよ私は、昔から図工と美術の成績がよろしくない。
工作嫌い、絵を描いたり色をぬったりするのも嫌い。
とーっても苦痛でした。
そして、図工と美術が苦手な私は、小学校教諭としてだいぶハンデが大きいと、
先生になってわずか3日で気が付きました。
注4 ・・・机イスの移動
机イスの移動。これがまた大変で。
学校の教室配置は毎年変わることが多いです。
「今年は1年1組の教室が来年は3年1組の教室になる」というように。
これは、新1年生は学級数が1つ増えるから配置を変えなければならないとか、
初任者が学年主任に相談しやすいように、一つの学年を横一列に並べたいとか、
学年全体が崩壊しそうだから、1組と2組の教室の距離を離したいとか、
いろいろな実態に合わせて考えられています。
当然、学級によって人数が異なるので、その教室に合わせて
机とイスを移動させなければならないのです。
THE 肉体労働
これが本当にしんどい。
そこで、協力な助っ人を招集するのである。
それが、新6年生。
新6年生が4月1日に登校するのは、この机イス運びをするためですね。
おーっとっと。
注意だけでこんなに書いてしまった。
文章が長くなるとパソコンの動きも遅くなって、
貧乏ゆすりが止まらなくなります。
今回は、この辺で!
ありがとうございました!
次回、『学年主任マダムから衝撃の告白』