こんにちは!すっかり春ですね!
このブログでは、新任教師が始業式までに準備しておくことを紹介します。
確認してうまくスタートを切りましょう!
みなさんご無沙汰しております!ももおです。
PCがぶっ壊れ、ももおのtwitterもアカウントが急に停止してしまい、
ブログ活動がストップしてから、半年。
ようやくPCが復活し、家でブログが書けるようになりました!
ここからまたよろしくお願い致します。
さて、季節は年度末・そして年度初め。
4月から就職する学生さんも多いですよね。
ももおは学生生活最後の3/31に勤務校最寄り駅のパチンコ屋で9万円勝って、
明日からまともに大人になろう。と誓ったことを昨日のことのように思い出します。
そんな話はさておき、これから新たに教師になるみなさんは
どんな教員人生が待っているか不安で仕方ないと思います。
スタートでつまずくとその後はもう地獄です。
今日は新任教師が準備しておくとよいこととを紹介します!
(何回言うねん。しつこ。)
ぜひ、参考にしてくださいね☆
※ももおは小学校教諭でしたので、小学校目線です。
それでは、スタート!
清潔感のある身だしなみ
「人は見た目が9割」みたいな話があるじゃないですか。まさにその通りです。
着任初日の朝イチに職員室の前に異動者と新任者が職員室の前に並ばされます。
んで、先生方から上から下までじろじろ見られるわけですよ。
その時に、スーツ・ワイシャツがシワくちゃとか、襟元にフケが積もっているとかは言語道断。
髪型は基本的には自由ですが、老若男女に受け入れられる髪型にしておくのがおすすめです。
特に男性。
BTSや最近のジャニーズなどは総じて顔が見えるか見えないかぐらいに前髪を重たくしていますね。
確かにオシャレで格好いいのですが、最初のうちは爽やかにしておくのが無難です。
最初のうちだけでいいので!ちょいと我慢です。
挨拶(自己紹介)の言葉
笑顔で元気に挨拶をすることは大前提。それができない若手は教員やってても潰れますね。
教員どころか、子供からも保護者からも嫌われますので。教員以外の仕事でも嫌われますね。
初出勤から30分後くらいには全職員の前で挨拶(自己紹介)をする場が設けられます。
しかし、そこは1人30秒程度なので、
初任の爽やかさ・元気さ・謙虚ささえアピールできれば内容なんて何でもよいです!
その後、学校によっては初出勤日の午後に異動者・新任者を迎える会が開かれたりします。
そこでは少し長めの時間を与えられますので、話す内容を準備しておいたほうがよいです。
新任者であれば、自分が学生時代に取り組んでいたこと等を少し詳しく話せるとよいのではないでしょうか。
会合が終わったあとに、自己紹介の内容に興味をもって
他の先生方が質問をしてくられるような内容だと最高ですね!
さて、そんな挨拶の場から約1週間ほどで始業式があります。
そこでは全校児童(生徒)に向けて挨拶(自己紹介)をします。
これはめっちゃ緊張したことを覚えていますね。これが教員か…。と
そこでは子供に分かるような簡単な挨拶を考えておいたほうがよいですね!
「大学でこんな研究をしていました。」
なんて話しても意味分かりませんので。
こんなスポーツが好きです!とかそれくらいでいいと思うんですよね。
子供はその先生のオーラを見ます。(※ももおの勝手な考えです)
優しそうかな
一緒に遊んでくれそうかな
1年間楽しくなりそうかな
先生の言うことを聞かないあの子にナメられない先生かな
意地悪なあの子から守ってくれそうかな etc…
カード…etcカード!?(無視してください。)
新任教員のフレッシュさを出せれば大丈夫!
うまくいくとその後の担任発表に際に子供たちから
「やったー!」という言葉が聞こえてくるかも知れませんよ!
ちなみに、その後学級で挨拶(自己紹介)をする際には、深く話した方がいいです。
こんなアルバイトをしてたよ!なんて話とか意外とめっちゃ食いつきます。
初日の自己紹介で子どもの心を掴むとその後の指示が通りやすくなります!
が、その反面「出オチ」じゃないですが、面白かったのは最初だけかよ~!
なんてことにもなりかねないので、無理してキャパオーバーなことをすると
その後、苦しくなります。笑
道具の準備
大事なことなので先にお伝えしておきますと、まだ何も買わないほうがいいです。
というのも、学校で使う物ってほとんど学校にあるんですよ。
ペンものりも定規もノートもファイルもホチキスも…
自分で用意するのはもったいないです。
事務室に行けば必要最低限の物はほぼ手に入りますので、
初勤務の際は筆箱メモ帳印鑑くらいを持参して
何か自分で用意する必要があるかを確認してから購入したほうがよいです。
そらら道具の中でも、早いうちに準備しておきたいもの2つはこちら↓
Ⅰ ノート
会議の話をメモするノート1冊、教材研究をするノート教科分、初任者研修のノートは最低限用意していました。
私は教材研究は教科ごとのノートに板書計画を書いてそこに付箋でメモをして授業していましたね。
そうしておくと、何年後かにその学年をもった時に使用できるんです。
全ての教科をひとまとめにしてしまうと、その1年間しか使えないので。
教科ごとの教材研究ノートは児童と同じ物を用意したほうがよいですよ。
(↑学校で一括注文すれば教師用もらえます)
黒板に書く際に、児童のノートと同じタイミングで改行するなどの配慮ができますから。
Ⅱ ファイル
校務分掌用のファイル・職員会議用のファイル・学年用のファイルぐらいは必要でしょうかね。
働き方の見直しをしていない学校だと未だに紙媒体の資料を大量に会議で配布してきます。
余談ですが、そのあたりをみるだけで、管理職が「より良くしたい人」なのか「現状維持を求める人」なのか分かっちゃったりします。
より良くしたい人が運営している学校であれば、紙媒体の印刷は基本的にはなしで、
みんなでPC画面を見ながら会議をしていくスタイルになっているはずです。
で、そうじゃなければ本当にすごい数の資料が配布されますので、ファイルは必須です。
クリアファイルではなくて穴開けてファイリングするタイプですよ!
最初のうちはとにかく机上や引き出しに入れずファイリングを徹底することをお勧めします。
そのうち、慣れてくるといらないものは会議が終わった瞬間古紙に出したりできるようになりますので。
道具の準備はそんなものだけでとりあえず大丈夫です。
カゴが必要かどうかなんてのも教室の形状を見ないと判断できませんからね。
必要であれば新学期が始める前の休日に行くべしです!
教室レイアウト(掲示物)
机の配置はそこまでたくさん選択肢があるわけではないですが、
奇数の学級だとどこを3席にしようかとかを考える必要がありますね。
あとは、私語が多い学級だなんて引継ぎがあった際には
最初から児童同士の隙間を空けて1人ずつの座席にしておくとか。
途中から変えると文句を言う児童もいますからね。
掲示物については、最初は全く分からないと思いますので、
学年主任に確認をして同じ物を作成してください♪
2学期くらいからは自分の学級独自の物にしてもいいと思いますよ!
気の利かない学年主任(久しく初任者と組んでいない主任)は、
「給食当番表作ったー?」しか聞かず作り方を教えてくれない可能性があるので要注意。
相手がその作り方すら知らないことに気が付いていないパターンですね。
先生としてはあるまじき存在ですが。います。普通に。
授業の進め方
細かい内容までは週毎や単元毎に確認をしますが、
とり急ぎ、おおまかなスタイルを確認した方がよいです。
学校(自治体)によっては「めあて」と「まとめ」と「ふりかえり」を必ず板書する。
などの決まりがあったりするので学年主任と確認をしておきましょう!
ノートの取り方も大まかに合わせておいたほうがよいですね。
「学年主任の先生のクラスはこのようにやっているのに、なんでウチのクラスはこうなんですか?」
なんていう疑問を児童や保護者から質問されることもあります。
そんな時に主任と揃えていると何かと助けてくれますよ♪
細かいところでいうと、授業開始・終わりの挨拶どのようにやりますか?とかも。
算数少人数などに行ったときとか、学年で授業するときに挨拶が違うと
なんだかんだ面倒くさいです。
連絡帳の書き方
これは、まぁ学年でしなくてもよいかなとは思いますが、
ももおは中学校の先生になる気満々で小学校しか採用されなかった身なので、
着任して初めて子供たちと過ごした日の帰りの会で
「先生、連絡帳は書かないんですか?」と聞かれ、
「あの、連絡帳って何ですか?何を書くものですか?」
と子供たちに聞いたことを鮮明に覚えています。笑
朝の会・帰りの会・日直・給食当番・掃除分担の運用方法
これらについても、学年主任の先生に確認をしてまずは同じ方法でやってみましょう!
子供たちは、あなたが初任者だということを知っているので
「去年はこういう風にやっていました!」と必ず言われます。
そんな時に「学年で合わせてます。」と答えられるようにしておいた方が楽です。
しかし、先ほども話た通り、これらは3年目にでもなれば学年でそろえず、
各担任がやりやすいように運用していきます。
なので、初任者と組んだことがない教員は「これは勝手にやるだろう」
なんて考えてしまって教えてくれない可能性があります。
自分から確認するようにしましょう!
体のケア・休日の満喫
もう始まっちゃったら学生の時のような、エモエモな映え映え生活は戻ってきません。
常に心と身体を酷使して、週末を目標に働く毎週です。
休日も丸付けをしたり、慣れないうちは週案作成や教材研究をしたりと
休みを満喫できる日もあまり多くはない生活が待っています。
そうなる前に最後の余暇を使ってやりたいことをやっておきましょう。
心と身体のメンテナンスをしておきましょう。
自分お気に入りのリフレッシュ方法を見つけておくことも
始業式までにやっておきたい大切なことの一つですね!!
その他にも、学年で使用する教材の選定や、宿題の分量、下駄箱・ロッカーのシール貼り、学年だよりの作成などやることや、相談することはたくさんありますが、基本的には学年主任が主導で一緒にやってくれるはずです。
着任してから始業式まではやることたくさんありますよー!
詳しくはこちら↓
新任教師が用意しておくものは最低限これだけで大丈夫です!
次回は、『新任の先生が絶対にやってはいけないこと』です。
お楽しみに!