2学期の成績あげたい!通知表って、どうやってつけているの?
こんにちは!ももおです。
最近は、嫌な思い出話ばかり書いていたので、
久しぶりに先生のお仕事について書きます!
小学校での成績のつけ方です!
9月に入り、日本全国2学期がスタートしていることでしょう。
さらに、今年度は修学旅行も運動会もなーんにも学校行事がなく
ひたすら勉強!!
なんて学校も多いのではないのでしょうか。
4年生は算数が終わらない。
6年生は社会が終わらない。
みんな、飛ばしていくぞー!!
なんて学級の様子も想像できます。笑
さてさて、本題。
全国の小学生のみなさん。
2学期の初めですが、もう成績のこと考えているかな?
学期末になるとだんだん意識し始めるし、
通知表をもらった直後は
「ヤバイ!次は頑張らないと!!」
って思うよね。
でも、夏休みや冬休み中が楽しくて
そんなことはすぐに忘れてしまうよね。ははは
でもね、学期末だけ頑張ってもどうにもならないんだ。
学期の初めから頑張らないと成績は上がらないのだよ。
じゃあ、先生はどうやって成績をつけているの?
成績をつける材料
1 ペーパーテスト
こりゃ当然だよね。基本はこれ!
各教科の8割方はこれでつけられているといっても過言ではないね。
特に、担任の先生が若い先生だと、ほとんどこれの通りに成績が付けられていくよ!
テストの点数が書かれるところに、小さな四角が2つあって
「知識・技能」とか「思・判・表(思考・判断・表現)」とか
小さく書いてあるのは知っているかな?
テストは、
表面の左側が「知識・技能」で50点満点
右側が「思考・判断・表現」で50点満点
この2つを合わせて100点満点
なんて作りのものが多いよ!
先生たちが通知表の成績をつけるときは、
その学期の全てのテストの点数の平均を計算するんだ!
その時に、50点満点のものは点数を2倍して100点満点と見て計算をしていくよ。
例えば、2学期に算数のテストが3枚あったとして、
ももおさんは、「知識・技能」の点数がそれぞれ
テスト①50点
テスト②35点
テスト③50点
でした。
それぞれを100点満点と見て考えると
(それぞれの点数を2倍すると)
テスト①100点
テスト②70点
テスト③100点
ということはテスト3枚の平均点は、90点
(平均の出し方は6年生に習うね!)
(まだ習っていない人は、おウチの人に聞いてね)
ということで、ももおさんの2学期算数「知識・技能」
の成績は、A。
となるよ!
学校によって基準はことなるけれど、
各項目が
90点以上ならA
80点~60点までがB
それ以下がC
という評価になる学校が多いね!
自分の学校がどうなのかは、
4月の保護者会でおウチの人に説明されているよ!
ももおが最初に勤務した学校は、70点以下はCだったので
Cのオンパレードでした…。
もちろん、テストだけで成績をつけるわけではないけれど、
テストがものすごく大切だということは間違いない!
学期を通しての平均点になるから、
テスト①50点(100点)
テスト②40点(80点)
テスト③0点 (0点)
テスト3枚の平均点は、30点(60点)
評価はC。
という風に一度でもとんでもない点数をとってしまうと、
他で満点をとってもCになってしまう可能性は大いにあるんだ。
だから、日ごろから小さなミスがないように
しっかりと見直しをして
むだな減点がないように気を付けよう!
「いつも満点だから、1回くらい大丈夫だろう。」
ってことはないよ!
でもでもでも、
先生たちも鬼ではない。
なんなら頑張っている子にはいい成績をとらせてあげたい
と考えているよ!
じゃあテストの他にはどのようなもので、
どのようなことを評価しているのかな?
続く!